◆2021年度 卒業生
4月から通うはずの生活介護事業所が、3月になって、急に開所できなくなりました。
生活介護が白紙になってしまい、急な出来事に驚きと不安と焦りで頭が真っ白になりました。
この事態に、進路の先生、計画相談担当者、区役所担当者、北部地域で一番大きい重心障害者通所事業所(A事業所)がとても親身になってこれから先どうすればよいか一緒に考えてくださいました。
元々希望していた通所事業所(B事業所)が、すぐになんとか受け入れをと検討してくださり、6月から週1回の通所が決まりました。
しかし、4月から6月までの毎日、それから6月からの週4日空白があり、そこを在宅だけは避けられるよう、A事業所の泊なし短期で毎日受け入れをしてくださることになりました。
もしずっと在宅になっていたらと思うと、本人も家族も完全にノイローゼになっていたと思います。
4月からのA事業所の泊なし短期での受け入れには本当に精神的にも体力的にも支えていただき感謝しております。
6月から本当に通所できるのだろうかという不安も頭の片隅にずっとありました。
実際6月になりB事業所の通所が始まった時に、ロッカーに娘の名前を貼って受け入れ準備してあるのを見て、そういう些細なことが本当に嬉しくて涙が出ました。
やっと居場所ができた気がしてほっとしたのだと思います。
通所初日、とても温かい盛大な歓迎会をしていただき、娘も久しぶりの集団生活に本当に嬉しそうで、イキイキしてました。
それを見た時、やはり学校にかわる自分の居場所があるという大切さを実感しました。
今は受け入れ日が徐々に増えていくことを願ってます。
3月の卒業式時点でも先々の不安があり、「おめでとう」と言われ学校を去る際もひっかかりを感じてました。
後輩達には、こんな不安な思いの卒業をさせたくはありません。
なんとしても早急に誰もが生活介護という卒後も楽しく通える居場所の確保をしていかないといけないと痛感しています。
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